自分なりのオリジナルの同人キャラクターを用いた、プリントシールの作成の方法もあります。アニメの展示会のようなイベントの際には、ノベルティの目的で来場者への配布も可能です。その際も、1,000枚単位でプリントシールを作成してもらえるなら、大人数の来場者が見込まれるケースでも頼りにできます。
近年では、紙の品質も良く耐光性や耐水性に優れたものでも印刷が可能です。特に白PETタイプであれば、表面の艶だしもできるため見栄えを更に良くできます。また、表面を保護するなら、ラミネートを施しましょう。
同人タイプなら、キャラクターの形によってはカットパス数が多くなります。その分、追加料金や印刷の日時に時間を要する可能性があります。ノベルティの場合は、袋詰めの方が渡した相手への気遣いを感じてもらえます。様々な角度から確認をして、目的に応じたものに仕上げましょう。
データ入稿にあたり
同人タイプのプリントシールをする際、データ入稿も一つの仕事です。自分用のソフトで作成をした場合にカラー選びを行った際でも、印刷会社指定のカラーとなります。ケースによっては、修正依頼を受けたり納期の遅れが生じてしまいます。仕上がりまでに、余裕を持ったスケジュール管理をしましょう。
断栽位置を指定でのカットラインや文字の図形化をするにあたり、アウトラインを入れるのが必要な際は確認が必要です。特にカットパスを入れる際に、プラスマイナス1ミリ程度のずれが起こる可能性があります。また、間隔を詰めすぎると窮屈な見栄えとなりかねません。それぞれを防ぐにあたり、2ミリはスペースに余白を設けて入稿しましょう。
同人の幅広い楽しみ方と各種確認
同人アニメ好きやイベントの機会を設ける人は、プリントシールはもちろん様々な方法で利用が可能です。例えば、POPやトートバックなどで同人グッズを揃えたい人もいるでしょう。印刷会社によっては、一度依頼を受けるとしばらくはデータ保存をしてもらえます。必要な時に追加で作成依頼ができる業者は、頼りになります。
しかし、同人タイプのプリントシールなどを印刷や作成してもらうにあたり、イラストの描写や社会通念上適切でないデザインなどケースによってはお断りをされる可能性があります。また、著作権の侵害したデザイン、損害賠償や和解金を著作者から請求される自体になり兼ねません。実績のある印刷会社であれば、その辺りの質問や相談に応じてくれます。不安があれば、確認しましょう。